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物事の本質をとらえる(前編)

2017年10月17日

物事の本質をとらえる(前編)

22日衆議院選挙が開催される。
街では、ここぞとばかりに、お偉いさんたちの演説が繰り広げられている。
生かしにして、有名人の援護射撃を得られるか。当選するための焦点はそちらにも当てられる。
世間を騒がせる問題の議員らも参戦している模様。
さて、選挙を行う目的はなんなのか。もちろん、お国を良くするため、国民が生活しやすい世の中を作るためである。

選挙の目的は、自身が当選するためにあるのだろうか。

それは選挙に限ったことだけではない。

就職試験は、合格するためのに努力するものなのか。
学期末試験は合格点を取るために、勉強するものなのだろうか。
参考書はなんのために買うのか。
、、、。
そのものの、本質を捉える(見抜く)ことを実は見失いがちである。

科学の偉人、ガリレオ・ガリレオはこういう言葉も残している。
言葉や属性こそ、物事の本質に一致すべきであり、逆に本質を言葉に従わせるべきではない。
簡単言うと、最初に物事が存在し、言葉はそのあとに従うもの。ぐらいの意味合いだろうか。

スポーツの世界において【物事の本質】を捉える(見抜く)ことは、非常に重要である。
昨今、あらゆるスポーツで世界に進出する日本人選手。
数十年前までは考えられなかったような光景を連日目の当たりにすることが出来る。
とても幸せなことだ。その道を極めるためには、今や幼いころから世界に目を向け、日々トレーニングをしていかなくてはならない。

数々の名プレーヤーの中でも、これだけの活躍をしている日本人選手はいないだろう。

そう、【イチロー】(敢えて、この呼び名で書かせて頂く)
その活躍については、今更、誰が語ることでもないが、様々なイチロー選手の映像、書籍、記事を観る中で、今回は自分自身としても書き残しておきたいと思い、この記事に至った。

兎にも角にも、その話題(記事)の多さには驚く。
まあ、これだけの偉大な記録を残す選手である。
今後、出てくるかもわからないような選手。
メディアがこぞって、取材をするのも無理はない。

それだけに様々な言動が取り沙汰される。
しかし、そのどれもに一貫して言えることは、これほどまでに【物事の本質を捉えてる】選手はいない。ということ。

年齢に対する衰え

メジャー17年目、43歳で迎えた今シーズン。(ここでは特に成績(数値)のことを記すつもりはない。)
年々、出場機会は減り、40歳を超えたあたりからは、4番手の外野手。
という位置付けで、シーズンをスタートすることが多くなった。
それでも、シーズンが終わる頃になれば、怪我や成績不振からバタバタと戦線離脱する若手が出てくる中で、イチローだけはシーズン途中で、戦線離脱する姿をほとんどみたことがない。終わってみれば年々、成績だってしっかり残す。だからこの位置に君臨する。と言ってしまえばそれまでだが。
聞けば、怪我をしていないわけではないらしい。
【怪我に強く、その回復が人一倍早い】という。
それでも、周囲は、年齢の衰えを懸念する。
自身も、周囲からそんな類の話を何度も聞かされていたという。
特に「目の衰え」これはどうにもならないだろう。と言われているらしい。
もちろん、メディアはその手の質問を幾度となく、本人に投げかけた。
そんな中でも、本人は至ってシンプルに答える。

【43歳になった今、走っても、投げても、打っても、チームの中ではトップクラス。目の衰えとは言うが、動体視力なんて測ったことはない】

周りの人たちは【そうであって欲しい】(同じように衰えていってほしい)という解釈をしたいんだ。ということ。

【どうして、これから自分の絶頂期がくる。ということを考えられないのか?】

結局、イチローは年齢に対する衰えに対して、それほど気にしていない。
ように見受けられる。

それは年齢に対する衰えを克服することは、本質的に間違っているからではないだろうか。
もっと違うアプローチで捉えているのではないだろうか。

謝った解釈

イチローの特徴の一つとして、身体の大きさが上げられる。
日本人メジャーリーガーは特にそうだが、アメリカにいくと、ウエイトトレーニング、食事によって一回りも二回りも身体を大きくさせる。
メジャーのパワーに対向するには強靭な肉体を手に入れることだ。
様々な経験、失敗からこの解釈を、バッサリと斬る。

【持って生まれたバランスを絶対に崩してはならない】
例えて言う、トラやライオンがウエイトトレーニングをするのか!?
確かにそうだ。当たり前のことでも、疑問に思わなければ考えないことである。
人間にはたくさんの智恵、情報があり、その錯綜の中で、謝った方向にたどり着いてしまうこともある。
しかし、その失敗を重ねることが重要。
後から思うと無駄だった。と思えることが大切なのだと。

確か、サッカー日本代表の本田選手もそんなことを言っているのを聞いたことがある。

仮に全く、ミスがなくたどり着いた着地点があったとする。
でもそこに【深み】はでない。という。

これだけの記録と実績のある選手でも、遠回りが一番の近道なんだ。という。
我々一般人からしてみたらどれだけの遠回りなんだろう、、、。
と気が遠くなる。

バランスを保てない大きくした身体は、その筋肉を支える関節や腱が耐えられないのだと。言う。
経験と失敗を重ねて、たどり着いた。
【人体を理解すること】

ここに深みはある。

続きは後編へ

 

 

 

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