ニューカマー!!2017シーズン

2017年12月08日

ニューカマー!!2017シーズン

 国内リーグの最も大きなタイトルの1つである【Jリーグ】。
J1の長き戦いを制したのは、【川崎フロンターレ】
これまで幾度のタイトルをあと一歩のところで逃してきた。
そんな川崎フロンターレに付けられたのは【シルバーコレクター】、、、。
昔、恩師に『2位(準優勝)は負けの代表だ』なんてことを言われたことを思い出してしまった。
これまで、川崎フロンターレはどちらかというと『追う立場』ではなく『追われる立場』の印象の方が強かった。
序盤にかけて大きくリードするも、最後の最後のところで、失速し、捉えられてしまう。
攻撃はいいが、守備がもろい。そんなイメージがあった。
しかし、今期は、最後まで大きく崩れることもなく、逆に最後の最後でこれまで首位を独走してきた鹿島アントラーズを捉えた。

川崎フロンターレの初優勝で幕を閉じた2017年のJリーグ。
非常に感動的な優勝に、やはり国内リーグもまだまだ捨てたもんではないと思わずにいられなかった。

今年度の国内タイトルを振り返ってみる。

まずは、天皇杯とFUJIXEROXSUPERCUP
天皇杯に関しては、優勝チームにACL出場権が与えられるため、非常に重要な意味合いをもつ。
鹿島アントラーズと川崎フロンターレで争われた決勝戦は、延長戦の末に、鹿島アントラーズが優勝をおさめる。
J1タイトルに続き、磐石の戦いぶりから、2017年は鹿島の年になる予感を漂わせた。
続く、FUJIXEROXSUPERCUPは天皇杯王者とJ1王者で争われる。
奇しくも、鹿島2冠のため、J1リーグ2位の浦和レッズとの対戦だった。
ここでも鹿島の磐石ぶりが際立った。一瞬の隙を見逃さない鹿島が3-2で勝利をおさめ、早くも国内2冠を達成する。
確かこの大会、普段はチームカラーが『赤(エンジ)』の両チームだが、FPが鹿島はピンク。浦和はイエロー。で斬新だったのを思い出す。
兎にも角にも、鹿島の勝負強さは、どんなに調子が悪くても、大崩れせず、1点差のゲームを悉く制していくところにある。

続くタイトルはYBCルヴァンカップ
この大会に関していえば、ACL参加チームは予選が免除されたり、リーグ戦との日程を加味し、リーグではなかなか出番の少ない選手の起用が目立つ戦いぶりとなる。
そんな中、決勝戦は予選から勝ちあがってきたセレッソ大阪と川崎フロンターレの一戦。
どちらが勝っても初優勝の戦いは、2-0でセレッソ大阪に軍配が上がった。
ここでも、川崎フロンターレは涙をのむ結果となった、、、。

最後の国内最大のタイトルJ1
全ての戦い(決勝敗退)がフリだったかのうような、見事な逆転優勝。
国内でも屈指の攻撃サッカーが魅力の川崎フロンターレだが、この優勝を機に先日、浦和レッズが2度のACLを制したが、ACLでもJリーグチャンピオンとして世界でその活躍を見せて欲しいと願うばかり。

とはいってもクラブタイトル数(国内、国外)をみてみれば、
鹿島アントラーズ 19個
ガンバ大阪 9個
浦和レッズ、ジュビロ磐田、東京ヴェルディ 7個
横浜Fマリノス 6個
柏レイソル 4個
サンフレッチェ広島 3個

と、まだまだビッグクラブと肩を並べるまでにはいかない。

しかし、2017年シーズンにおいて、
YBCルヴァンカップを制したセレッソ大阪。
国内最大タイトルJ1を制した川崎フロンターレ。
いずれも、クラブ史上初のタイトル獲得となるわけであって、これから益々、国内リーグにも目が離せなくなる。

果ては、2018年ロシアW杯。

日本サッカーにとって最高の2018年シーズンであることを願うばかりだ。

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