2012年 日本 対 中国 フットサル代表

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翌月に迫ったアジア選手権の最終調整として挑んだ中国遠征での最後のホーム中国との対戦。初戦のルーマニア代表、第2戦のイラン代表との試合は共に引き分けており日本はアジア選手権に向けて何としても勝って終わりたい試合。

中国は翌月のアジア選手権でも対戦する可能性がありミゲル監督と選手は「日本には勝てないというイメージを植え付けよう」と挑んだ試合だったが・・・。

日本はいつも通りハーフを越えるまではクアトロに近い形でパス回しをして押し込んでからピッチを広く使いながらpivoを使い攻撃を組み立て、ミゲル監督が日本の武器の一つというディフェンスはハーフから積極的にプレスをかけていく。

前半5分中国が早いリスタートのキックインからのボレーシュートがゴール右上に突き刺さる。しっかりとミートさせた素晴らしいボレーシュート。日本はボールを保持する時間は長いがなかなかシュートまで持っていけない。そして前半終了間際に最終ラインでミスを犯し2点目を与えてしまう。前半のうちに1点返したかった日本だが0-2のまま前半は終了。

後半から日本は前からの激しいプレスで中国に思うようにボールを持たせず徐々に日本のペースになっていく。そして後半開始早々キックインのリスタートから小曽戸がボレーシュートを決め1点差に詰め寄る。

残り10分FKから星のシュートパスに仁部屋が合わせついに追いつく。そのまま日本ペースになるかと思ったが数的有利のカウンターの場面からボールを奪われカウンター返しを上手く決められ再度リードを許してしまう。

負けている日本は残り5分キーパーに小曽戸を入れてパワープレーを開始する。残り1分右サイドから崩し折り返したこぼれ球に反応した逸見がゴールしたかと思われたが時計が止まっていたという理由からノーゴールの判定。日本チームは抗議するもゴールは認められず残り1分から再びやり直し。日本は最後までゴールに迫るも得点を奪えず2-3で敗戦。

日本にとっては後味の悪い試合になってしまったが日本チームは借りをアジア選手権で必ず返すと強く思ったのだった。

イラン戦のフットサル日本代表メンバー

GK
1 川原 永光(名古屋オーシャンズ)
12 冨金原 徹 (デウソン神戸)
FP
10 木暮 賢一郎(名古屋オーシャンズ)
8 上澤 貴憲(府中アスレティックFC)
4 小宮山 友祐(バルドラール浦安)
5 村上 哲哉(シュライカー大阪)
11 高橋 健介(バルドラール浦安)
3 北原 亘(名古屋オーシャンズ)
16 稲葉 洸太郎(バルドラール浦安)
6 小曽戸 允哉(バサジィ大分)
9 星 翔太(アルラヤン(カタール))
18 滝田 学(ペスカドーラ町田)
13 仁部屋 和弘(バサジィ大分)
15 逸見 勝利ラファエル(名古屋オーシャンズ)