4年に一度の想いを胸に

2018年02月08日

4年に一度の想いを胸に

いよいよ開幕する4年に一度のスポーツの祭典、オリンピック。
今回は韓国の平昌で行われる。
記憶に新しいソチオリンピックから早4年が経ち、出場選手がそれぞれの想いを胸に戦いに挑む。
前回大会では、ここ何回のオリンピックに比べ、メダル数は多かったが、金メダルは羽生結弦の1つ留まった、、、。
そんな中、1998年、長野オリンピック以来ではないだろうか。
今回の日本チームにはかなりの期待が出来る。メダルはもちろんだが、中でも、金メダルを確実に狙える選手が多くいる。
直前のW杯や世界ランクからみても、史上最高数の金メダル(5個)を獲得した長野以上の成績が間違いなく期待できると感じている。
各国のメディアが金メダル予想、メダル予想をしているが、自分の予想は金メダル8個、期待を込めれば9もしくは10個である。
個人での複数金メダルも期待できるので、この数を挙げた。

8個の金メダル予想

先ずは、スピードスケート。
①チームパシュート(高木美帆、菊池彩花、佐藤綾乃、高木菜那)
②高木美帆(1500m)
③小平奈緒(500m)
④小平奈緒(1000m)
(敬称略)
スケートでは4個の金メダル予想をしてみた。
パシュートではW杯でも優勝しており、ワールドレコードも今シーズンは更新。
団結力のある日本チームにはかなり期待できる。
注目は高木姉妹で、トレーニングではどうすることも出来ない絶妙な、姉妹ならでは阿吽の呼吸で日本チームを牽引する。
このオリンピックで初めて競技を観る人も多いかと思うが、競技としても実に面白い。
ここでルールを説明するのには大変なので、先ずは、是非競技を観てもらいたい。
個人としては、高木選手の1500mとなんと言っても今期、500mではW杯無敗の小平選手。
小平選手は、500mに続き、1000mでもかなりの確立で金メダルが獲得できると予想している。

次は、スキー
⑤平野歩夢(スノーボードハーフパイプ)
⑥渡部暁斗(複合ノーマルヒル)
⑦渡部暁斗(複合ノーマルヒル)
(敬称略)
スキー競技では、3個の金メダルを予想。
ソチオリンピックでは史上最年少の15歳で銀メダル獲得した平野選手だが、今シーズン、さらなる成長を遂げている。
勇猛果敢にダイナミックな技にトライする平野選手は、その風貌も派手で、周りからの注目も高い。
そういった選手はいつの時代もマスコミの避難の的になるが、実は、そんな言動とは裏腹に平野選手の滑りは非常に緻密にコントロールされていて、
決して一か八かの大技を繰り出すようなことはしない。
確実に出来る、その技がまだ誰も到達することのない大技なだけである。
あの絶対王者ショーンホワイトを日本人選手が破る瞬間は、現実のものになる予感がする。
スキー競技でのもう一つの金メダル予想は渡部選手。
渡部選手も2個の金メダルが確実に狙える選手である。
近々のW杯でも、他を寄せ付けない圧倒的な強さで優勝を納めるなど、期待度は高い。
【キング・オブ・スキー】と異名をとるノルディック複合だが、1994年リレハンメルオリンピック以来の金メダル獲得が期待できる。

最後は、フィギアスケート
⑧羽生結弦(フィギュア)
(敬称略)
フィギアスケートは女子も合わせて、複数メダルが期待される。
しかし、金メダルとなると、やはりこの選手しかいないだろう。羽生選手。
昨シーズンの怪我により、オリンピック予選の位置付けであった大会には全て出場せず、その絶対的な実績を評価され、オリンピックの出場権を獲得。
普段通りの実力が出せれば、間違いなく、金メダルを獲得出来る選手であることに揺るぎはない。
ぶっつけ本番のオリンピックにはなるが、羽生選手ならやってくれそう。
そんな期待をせずにはいられない、そんな期待をさせてくれる選手で、どうしても表彰台の一番上に上がる姿が想像出来てしまう。

9,10個目は、、、

予想としては、この8個の金メダル。
期待をこめて言うならば、スキージャンプの
高梨沙羅、葛西紀明(敬称略)
この二人で9,10個の金メダルを獲得してもらいたい。
ライバル選手(ルンビ選手は既に今期6勝)の急激な台頭もあり、高梨選手は今シーズン、未だ未勝利。
しかし、思い返せば、前回のソチオリンピックでは、これまでW杯ではほとんど負けたこのない高梨選手だったが、初めてのオリンピックに完全にのまれ、まさかの4位。
その悔しい経験を生かし、この4年間、トレーニングを積んできたわけであって、ここに照準を合わせていることは間違いない。
十分に金メダルを狙える選手の一人であることに変わりはない。
そしてもう一人、世界でたった一人。
8度目のオリンピックに出場するレジェンド葛西選手。
何も言わなくても、オリンピックを知り尽くした男。
手にしてないオリンピックゴールドメダリストの称号を手に入れる時がきたのではないだろうか。
日本中、この人に金メダルを獲得してほしいと思っているはずだ。
やっはり期待せずにはいられない。
今夜のノーマルヒルはあくまで序章。
やはり葛西選手には、ダイナミックなジャンプが期待できる、【ラージヒル】での金メダルを期待したい。

 

他にも、今回のオリンピックではニューヒーローの誕生もあるのではないかと期待を寄せている。
男子カーリングにも注目したいし、女子アイスホッケーも見物だ。
フリースタイルモーグルの男子はメダルも期待できるし、女子ハーフパイプでは金メダルが出る可能性も十分にありえる。
とくにかく、見所満載の今回の平昌オリンピック。
思いっきり堪能したい。

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