小学生のサッカーチーム 新座片山FCの紹介

新座片山FCサッカー少年団は、メンタル強化を実践するための特訓が仕込まれた、踏まれても、踏まれても生えてくるような泥臭いチームです。新座片山のサッカースタイルを「雑草サッカー」と表現する方もおり、精神面、肉体面で強い人間を育て上げるための一環として厳しい躾を行っています。

勝利のためにひたむきに泥臭くサッカーをするのは小学5,6年生で、幼稚園から小学4年生までの学年は、本当に自由に楽しく、サッカー遊びをしながらいろいろなことを教え、考えさせていく指導を徹底しています。実際、入会案内には、サッカーを通して遊び、遊びながらサッカーを学ぶ事、試合をしてもポジションは決めない、勝ち負けには、こだわらないで試合することの楽しさを教える、と明記されています。

4年生以上になると、試合をする楽しさと同時に勝負の厳しさも徐々に伝えていきます、という指導方針も掲載されています。運動を通じて色々な人間模様を学び、心身ともに成長する場を提供するチームです。技術的な指導に関しては、ジュニア年代において外せない「止める、蹴る」のボールコントロールを重視しているが、他クラブと全く異なるのが心理的アプローチです。メンタルな面でも絶対負けるな、と言っており、怖がるな、諦めるな、あとは、いじけるな、くじけるな、めげるなもよく言われます。

勝ちにこだわる高学年で、楽なことは一切教えない事を鉄則し、そこでルール化しているのが、倒れないことです。代表が「勝手に倒れたうちの選手が悪い」と言うことがあるほどです。相手が速すぎて思わず足を引っかけてしまったファール以外、基本的にはファールを犯すこと自体を禁止しているチームです。当然、相手のユニフォームを引っ張って止めるような悪質なファールは絶対に許されず、練習試合であれば自主退場となります。日本人の持つ価値観、美徳からして受け入れがたいことを代表はあるとき、テレビ解説者が「はうまく手を使わないといけない」という趣旨の発言をしているのを聞いて、「ふざけるな」と憤ったそうです。小学生の時期にファールを教えることは楽で、ファールで相手を止める、ファールで自分たちのボールにする、こんなことを小学生から教えたらダメであり、中学以降になれば自然と覚えてくるとも発言しています。日本には日本の文化があるわけで、嘘をつかない、約束を守る、など美徳でもある日本の文化を大切にすべきだという信念がある新座片山FCサッカー少年団チームです。