どう捉えるか。

2018年04月17日

どう捉えるか。

「なぜこのタイミング?」 その疑問しか残らない、サッカー日本代表監督交代劇。 W杯を2ヶ月後に控えたこの時期に、まさかの監督交代が我々の元に飛び込んできた。

 

志半ばにして、、、。 とはまさにこのことで、3年に渡るハリルホジッチ氏と日本代表との長旅に終止符が打たれた。 それはあまりにも突然過ぎた。 プロの世界である以上、、結果が全てで、いつ何時、自分の馘を切られるかもわからない。 それ故に、自分のスタイルを示して結果を出したい。 常に厳しさを追求し、日本人にはないものを日本に持ち込んだ監督だったに違いない。

 

その姿勢を曲げないからこそ、不満も出るし、調和も取れなくなる。なかなか日本人には受け入れ難かったのかもしれない。 私の憶測でしかないが、、、。 そんな中で、いつしか結果が出なくなり、そのやり方に選手たちが疑問を持ち始め、煽られるかのように、協会が動き出す。メディアが囃し立てる。

 

解任のシナリオは整ってしてしまった。

 

我々がとやかく言うことではないだろうが、このタイミングではないだろう、、、。

 

と思ってしまう。

 

誰にとってこのタイミングだったのか、、、。 その疑問を拭い去ることは出来ない。 そして、メディアはいとも簡単に、この解任劇が何もなかったかのことように、切り替える。

 

すでにスポットライトは新監督の元、23人の代表選手が誰になるのか。 という、不毛な議論に切り替わる。

 

そう、本質的な議論は何もなされるまま、、、。 真相は往往にして闇の中へ葬られる。 今回、そのことを自分自身、本当に痛感した。 一部の人間にのみ真実は知らされ、他多数の我々一般人は真相にたどり着くことは出来ない。

 

誰のための日本代表なのか、、、。 どこまでも選手ファーストであってほしい。 と思う反面、これではまるで協会のための代表チーム。 と思ってしまう。 解任発表後の、会長のNHKでの発言も理解に苦しむ、、、。 こういう時にいつも思うことは、何度もこのコラム内で発言している「物事の本質がどこにあるのか」ということだ。 今はどうみても、完全に見失っているように思える。 今回ほど、応援したい。 と思えない代表チームはない、、、。

 

たぶん、そういう人間は多くいるはずだろう。

 

新しい監督がどうとかではない。 選手がどうとかでもない。

 

どんな監督であれ、例え応援している選手がメンバー選考から外れようが、試合になれば応援したくなる。 どんな強豪国にも勝ってもらいたい。 と思うのが日本代表である。 でも、今回は少し違う。 その責任の一端はどこにあるのか。 届かないだろうが、、、この小言が届くところにしっかり届いてほしいと願わずにはいられない。

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